「自分の口臭が臭いかどうか・・・今すぐ知りたい!」という時って意外と多いですよね。
というわけで、この記事では口臭の臭いをすぐチェックできる方法をご紹介します。
いつも身近にあるティッシュを使った簡単な方法もあるので、口臭チェッカーいらず!
むしろ口臭チェッカーは、爽やかな香りがしても反応してしまうので、実際に自分の鼻で臭いを確認できるティッシュで口臭チェックは便利です。
[voice icon=”https://e-nioi.com/wp-content/uploads/2019/01/akemikirakira.jpg” name=”佐藤研究員” type=”l”]まずはお急ぎの方のために、ティッシュを使ったチェック方法からご紹介し、口臭の原因や種類についても解説していきます。[/voice]
すぐできる!ティッシュを使った口臭チェック方法
自分ではわかりにくい「口臭」。
ティッシュを折って舌になぞってみるだけで簡単に、客観的に自分の口臭をチェックすることができます。
[box class=”yellow_box” title=”テッシュで口臭チェック!”]
- ティッシュ1枚を4回ほど折る(より小さい方がよければさらに折ってOK)
- テッシュを舌につけ、上から下に2〜3回なぞる。
- ティッシュの舌につけた方を上にして約1分ほど置く
- 臭い!
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臭い!となった場合は口臭ケアが必要です。
[voice icon=”https://archillettilineamoto.com/wp-content/uploads/2019/01/akemiok.jpg” name=”佐藤研究員” type=”l”]たったこれだけで、自分で口臭チェックできるのでとっても便利😊[/voice]
ここからは、ティッシュを乾かしている間に役立つ、口臭の主な原因やその対処法についても解説します。
口臭の主な原因3種類と対応方法
お口のイヤな臭いには、3種類の原因があると言われています。
[box class=”yellow_box” title=”口臭を悪くする3つの原因”]
- 歯周病などによる病的口臭
- 歯垢・舌苔(ぜったい)などによる生理的口臭
- ニオイの強い食べ物やアルコールなどによる食事由来の口臭
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歯周病などによる病的口臭とその対処法
この中でも病的口臭に関しては、
- 虫歯
- 歯周病
- ドライマウス
といった病気由来の口臭となるため、口臭ケアを行っても改善が見られない場合は、早めに歯科医師に相談することが解決への近道です。
特に、市販の安価な口臭ケアグッズに執拗に頼ると、より口臭が悪化するという報告もあります。
患者さんは、1日3回、アメリカ製の洗口剤と、市販の口臭抑制ガム、キャンディーを3ヶ月間、毎日摂取していた。
本来の口臭の臭い物質のピークは、(赤矢印)あまり顕著ではなく、むしろ、強い香料を示す後半の部分に、振り切れてしまう程の大きな山が出てしまっている。(黒矢印)
直接接して、会話をしているだけでも、口の中から強い香料系の訳の解らない臭いが出ていた。
気になる口臭だからこそ、なんとかしようという気持ちが強くなりますが、自分だけで解決できないケースもありえます。
歯垢・舌苔(ぜったい)などによる生理的口臭とその対処法
一方、生理的口臭については、主に口の中のタンパク質を口腔内の細菌が分解することが原因です。
口の中の常在菌がタンパク質を分解する時、VSC(揮発性硫黄化合物)という臭い物質が発生します。
これは、タンパク質を食べなければ口腔内にタンパク質がないので口臭は発生しない、というような単純な問題でもありません。
人間の体のほとんどはタンパク質からできており、口の中にある粘膜も代謝により剥がれ落ちます。この粘膜もタンパク質からなるもので、これを細菌が分解すれば口臭の原因に。
そのため、食事内容を変えるということよりも、細菌を必要以上に増やさないことが重要です。
細菌を増やさないためには、口腔内の唾液の量が密接に関わっており、お口を乾燥しないように保つことが口臭対策の鍵となります。
[voice icon=”https://archillettilineamoto.com/wp-content/uploads/2019/01/akemiok.jpg” name=”佐藤研究員” type=”l”]緊張すると口が乾いて、自分でも口臭が気になると思います。
口腔内の乾燥は口臭にダイレクトに影響があるので、気にしたいですね。[/voice]
お口の乾燥を防ぐには、緑茶や水などの水分をこまめに補給したり、マウスウォッシュを定期的に行う、ガムを噛むといった方法が手軽。
また、生理的口臭はストレスや睡眠時間など、体内環境による影響も受けやすいもの。
生活習慣ばかりはなかなか変えることが難しいのも実態です。
根本的な口臭の原因を解決したい場合は口臭サプリを検討してみても良いでしょう。
ニオイの強い食べ物やアルコールなどによる食事由来の口臭とその対処法
食事由来の口臭は、にんにく料理やカレー、餃子などの臭いの強い食事によって起こる一時的な口臭です。
基本的には食べ物そのものの臭いが長く体内に残るものなので、食後すぐの歯ブラシやマウスウォッシュでもある程度は対処することができます。
ただし、にんにくは臭いの成分「アリシン」が代謝の過程で血液などに混じり肺にまわることで息に臭いがつくという、なかなか簡単に対処できない側面も。体外へ発散されるには16〜48時間かかるとも言われ、簡単に臭いを消すことはできません。
臭いの強い食べ物を食べる時は、食前の対策がポイントになってきます。
食前の対策のポイントは牛乳や豆乳、ヨーグルトなど、タンパク質を比較的多く含むものを先に口にしておくことです。
臭いの成分の多くはタンパク質と結合して臭いを抑えられますし、タンパク質自体も吸収に時間がかかるため、臭い成分が一気に体内にまわるのを防ぐことができます。
[voice icon=”https://archillettilineamoto.com/wp-content/uploads/2019/01/akemiok.jpg” name=”佐藤研究員” type=”l”]タンパク質が分解されると口臭の原因になるので、これら食前のケアに加え、食後の歯磨きも徹底しましょう😊[/voice]
その他の口臭チェック方法
ティッシュを使った口臭セルフチェック方法の他、様々な方法で自分の口臭をチェックすることもできます。
ティッシュがない時などご利用下さい。
[box class=”yellow_box” title=”その他の口臭セルフチェック”]
- 唾液の臭いでチェックする
- 舌の色をチェックする
- コップやビニール袋でチェック
- 口臭チェッカーでチェック
[/box]
唾液の臭いで口臭をチェックする方法
お口の中に指を入れ、舌の上や歯、歯茎の溝の部分、いずれでも良いのですが、直接触って指に唾液をつけてみて下さい。
指についた唾液が乾いたくらいの状態で臭いを嗅ぐと、口臭の具合がわかります。
指は清潔な状態で行う必要があるため、指に石鹸の匂いなどが残っているとなかなかわかりにくい方法ではありますが、ティッシュも何も手元にない時はこの方法で確認することができます。
[voice icon=”https://e-nioi.com/wp-content/uploads/2019/01/akeminayami.jpg” name=”佐藤研究員” type=”l”]衛生的に気になる方も多いと思いますが、どうしても必要な時はこの方法で💡[/voice]
舌の色をチェックする
口臭の大きな原因のひとつである舌苔(ぜったい)のつき具合を目で見て確認する方法です。
舌苔とは、舌の表面にある白い汚れのこと。
その実体は舌の表面や舌乳頭(舌の表面に多数ある小突起)の間に付着した細菌や、口の中からはがれ落ちた粘膜細胞、食べかすなどのかたまりで、たんぱく質を多く含みます。
この舌苔にあるタンパク質を口の中の細菌が分解することで、臭いの原因であるVSCが発生します。
舌を見て、白くにごった色がついているようなら舌ブラシなどでお掃除しましょう。
コップやビニールに息をためて口臭チェック
少し手間はかかりますが、コップやビニールなどに息を「ふぅっ」と入れて、密閉します。
自分の臭いを客観的に判断できるよう、10秒くらい置いてから、ためた息の臭いをかぐことで口臭の度合いをチェックすることができます。
ただし、寝起き直後などは唾液の分泌が少ない就寝中に発生した臭いが原因。基本的に口は臭くなりやすいタイミングなので、コップ1杯の水を飲んだ後や、唾液が出てきた後にチェックするとわかりやすいでしょう。
[voice icon=”https://archillettilineamoto.com/wp-content/uploads/2019/01/akemiok.jpg” name=”佐藤研究員” type=”l”]コップやビニールを密閉するのもちょっと面倒ですが、客観的に臭いを確認できるひとつの方法です。[/voice]
口臭チェッカーで口臭チェック
市販の口臭チェッカーで臭いを測定することもできます。
客観的な数字で口臭の度合いが確認できるため手軽で便利です。
ただし、安価な口臭チェッカーの中には悪臭だけでなく爽やかな香りがしても数値として感知してしまうこともあるので、あくまでも目安と考える方が良いでしょう。
[voice icon=”https://archillettilineamoto.com/wp-content/uploads/2019/01/akemiok.jpg” name=”佐藤研究員” type=”l”]口臭チェッカーはいろいろな種類もあるので、基本的な使い方は取扱説明書をチェックしましょう![/voice]
まとめ「手軽に口臭をセルフチェックして隙のないエチケットケアを」
口臭の確認はいつでも手元にある(ことの多い)ティッシュを使うのが最も簡易で安価、なおかつ程度もわかりやすいと思います。
また、口臭のセルフチェックで臭いが気になる場合、早めに対策をすることが重要です。
普段からケアしているつもりでも口臭はなかなか自分でコントロールすることのできないもの。
口臭の原因には3種類ありますが、多くの場合は生理的なものや食事由来のものが多いです。病的なまでに臭いがどうにもならない場合は、医師への相談も検討しましょう。
また、普段のエチケットとして、口臭が気になった時にスグ対策できるケアアイテムを携帯していると便利です。
本サイト「スメハラ対策ラボ」では、その場しのぎで終わらない、根本から口臭ケアできるような商品をピックアップしてご紹介しています。
そちらも是非、あわせてお役立て下さいますと幸いです。